PO184号特集 食べものの詩
- 著者
- POの会/編
- サイズ
- A5判
- 頁
- 164ページ
- ISBN
- 978-4-86000-470-5 C0495
- 発行日
- 2022/02/20
- 本体価格
- 800円
特集 食べものの詩
井上良子 序 食す/湯気のおはなし
小川和佑 宮沢賢治の近代志向「白い小麦のパンケーキ」と「一日ニ玄米四合」
大岡昇平の『野火』が提示したもの
奥村和子 ――水への讃歌 三篇
竹内正企 米(コメ)と牛(ギュー)の生産現場から
平野鈴子 雪国の女(ひと)/コンソメスープの味/十三里
吉田義昭 野菜嫌い
葉陶紅子 不老不死の木の実 ――陶淵明に想いを馳せて
斗沢テルオ 散文詩 バナナの皮
深尾幸市 「拒食するシモーヌ・ヴェイユ ―その食生活の一断面―」~生田武志の論考から
白根厚子 お囃子と、かすべ/真鱈のざっぱ汁
中島省吾 私はコロナで不安で精神病院に入院していました、食事だけが唯一の楽しみ
吉田定一 「食べもの」「食べる」こと
田島廣子 食べれる幸せを奪うな
高丸もと子 一本のバナナ
安森ソノ子 四世代の食卓
左子真由美 欠乏の時代の記憶 ――林芙美子詩集『蒼馬を見たり』のことなど
*詩作品* <詩作品のみHP上で公開しています。こちらからどうぞ!>
北村 真 しごと
伊藤芳博 雨の日に
吉田享子 ちいさい いのち
ハラキン 悪臭について/徴候
葉陶紅子 いざや傾(かぶ)かん/白拍子
髙野信也 カメムシ死んだ
来羅ゆら 路上の人
加納由将 分かれ道
左子真由美 どんなに
吉田定一 なにゆうてまんねん
升田尚世 卵
中島省吾 幸せの黒いハンカチ
君のためなら死んでもいい、君のためなら殺されにゆく、台風の日も防波堤になる
山本なおこ 素敵な時間
平野鈴子 肥後橋グラフィティ
水崎野里子 白菊への頌歌(オード)/牡丹の花へのオード
西田 純 声と 声で
関 中子 世間話
安森ソノ子 新年用の撮影 ユーチューブでの画像づくり
藤谷恵一郎 魔法
笠原仙一 愛の夢
白井ひかる 0・01カラットのダイアモンド
阪南太郎 みんなバラ色
佐倉圭史 徒歩
牛田丑之助 雨の匂い/救済/海豚の墓標
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扉 詩 青島江里・・・とびら
ピロティ 野本修平・・・忘れられない風景「お母ちゃんパン食べて」
ギャラリー探訪
関 中子・・・「Walls & Bridges 壁は橋になる 世界にふれる、世界を生きる」を見にいく
エンジョイ! シネマ
牛田丑之助・・・五十年ぶりに涙腺を崩壊させた「ツレがうつになりまして。」
一編の小説 吉田享子・・・『罪と罰』ドストエフスキー
この詩大好き
白鳥鈴奈・・・マックス・アーマン「デシデラータ」/金子みすゞ「露」「蝉のおべべ」
マイ・フェイバリット・ミュージック 升田尚世・・・陽水の誘惑
PHOTO POEM
長谷部圭子・・・過去へ行く列車・現在という名の駅
中島省吾・・・雪が溶けなくても春が
韓国現代詩の今 李国明 訳/韓成禮 監修・・・鄭浩承/孫CECILIA/姜聖恩
エッセイ
水崎野里子・・・吉田鋼太郎の二つの劇「ムサシ」と「シラノ・ド・ベルジュラック」
藤波 優のちょっとおもろい話
藤波 優・・・知っているようで知らない話 ヤバイ/アホ/バカ
エッセイ
深尾幸市・・・2021年9月4日は何の日か。―私の82歳の誕生日―
竹林館ブックス
高丸もと子・・・左子真由美の詩による歌曲集『カテドラル』
気づけばデジャビュの中
~忘れかけていたものが引き出されていく不思議~
詩誌寸感 高丸もと子・・・受領誌から学ぶ 詩とつながる心地よさ 私の好きな詩
会員だより 田島廣子/中西 衛