【絶版】ひとつぶのパール 福岡公子詩集
- 著者
- 福岡公子
- サイズ
- 四六版
- 頁
- 112ページ
- 製本
- ハードカバー
- ISBN
- 978-4-86000-245-9 C0092
- 発行日
- 2012/11/20
- 本体価格
- 1,800円
【 完売しました 】
小さきものの発見
―日々心の旅を―
日々流れ去る想いの線路の上を
主婦という新たな鈍行列車に拘り
小さきものを追い求める
心の旅を続けている
(「鈍行列車」より」)
あるときは
孤独なホームレスの老人に
家族で営む古い個人商店に
誕生して間もない幼き命に……
「弱いもの/大切なもの/守るべきもの」に向けられる
詩人の優しい視線――
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主婦とは愛情をひとつ、ひとつ形に表してゆく存在である
家族を心で愛するだけでなく
どんな場面でも守り抜く覚悟を体現すること
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私は形のない存在になって
彼らが望むときにはいつもその内にいる
そのように在り続けたい
(「主婦」より)