言葉の花火2012 関西詩人協会日本語・英語アンソロジー
- 著者
- 関西詩人協会 編
- サイズ
- Ａ５判
- 頁
- 140ページ
- 製本
- ソフトカバー
- ISBN
- 978-4-86000-247-3 C0092
- 発行日
- 2012/12/10
- 本体価格
- 2,000円
ＦＩＲＥＷＯＲＫ ＰＯＥＭＳ Ⅴ
2000年から始まった3年ごとの翻訳詩集
左に英語詩、右に日本語詩
関西詩人協会から世界へ――
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〈執筆者一覧〉
青木はるみ 有馬 敲 中島省吾 後山光行 藤井雅人 藤谷恵一郎
福岡公子 ごしまたま 原 圭治 橋爪さち子 今井 豊 猪谷美知子
岩井 洋 蔭山辰子 梶谷忠大 神田好能 神田さよ かりたれいこ
河井 洋 川中實人 香山雅代 きしもとかなお 北原千代 清沢桂太郎
小林尹夫 近藤摩耶 近藤よしはる ますおかやよい 松本一哉 水月りら
水野ひかる 村野由樹 村田辰夫 永井ますみ 名古きよえ 根本昌幸
西田彩子 大倉 元 尾崎まこと 榊 次郎 左子真由美 佐古祐二
関 中子 瀬野とし 清水一郎 下前幸一 下村和子 白川 淑 園田恵美子
すみくらまりこ 武西良和 田中信爾 寺沢京子 ときめき屋正平
外村文象 司 由衣 津坂治男 後 恵子 薬師川虹一 横田英子 吉田国厚
Translated by
Norman J ANGUS
FUJII Masato
MURATA Tatsuo
YAKUSHIGAWA Koichi
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はじめに
今回の日・英語現代詩集の特徴は、昨年の東日本大震災・原発事故以後にはじめて打ち上げられた『言葉の花火』ということである。
地震の多い日本列島だが、こんどの大きな出来事だけは被災地のみならず、全国的に社会面、精神面などでその影響や変化が現れてきている。
ここに収められた61篇の詩には、おもに関西という地域に住む作者それぞれの生きかたや感じかた、表現方法が見いだされるだろう。そしてそれらがふたつの言語の対照によって、夜空にきらめく星座の仕掛けになっていることも。
天災や大きな出来事が起きたときには、人びとが目ざめ、世の中が変わり、新しい芸術が、詩が産まれる。列島内外からの応答をせつに期待するものである。
関西詩人協会代表
有馬 敲