平和の橋 Peace Bridge一人ひとりが大切にされる社会を願って
- 著者
- 寺沢京子
- サイズ
- A5判
- 頁
- 136ページ
- 製本
- ソフトカバー
- ISBN
- 978-4-86000-366-1 C0095
- 発行日
- 2017/07/24
- 本体価格
- 1,000円
〈あなたはどう思いますか。〉
一人ひとりに違う人生があり違う時間がある。
だから、寺沢京子さんは、啓蒙ではなく、あなたの声を聞こうとする。
この本は、平和を深く熱望する人格で貫かれて、心打たれる。
寺沢さんは行動する。
あなたをリスペクトして(敬意を払って)、あなたから学び、共に語り合って、共に行動しようとする。
平和への行動は、一人ひとりの生が貴重だから、これを奪う組織的暴力の最たるもの=戦争を憎むからである。
この本は、ことばや詩についての思いも語られている。それは、以上に述べたところと相通じている。ほんとうの詩はごまかしとは無縁であるからである。「ことばのうちがわへ」という八木重吉の言葉の意味をかみしめている筆者がいる。
(佐古祐二解説「平和へ」より)
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― Contents ―
ピース・ブリッジつなぎたい
「怒りたい女子会」のデモ
批判精神・想像力を忘れず
平和テーマの詩作に思う
非核を求める活動 真剣に
丸木美術館を訪れて
生き生きした瞳を守るために
過去から学び、未来を選択する
「文化」で平和をつなぐ
戦争の理不尽、胸に刺さる
私たちの平和活動
〈詩〉平和の橋 ピース・ブリッジ
ド・ロ神父の足跡をたどって
*
ヴェラとローランド ―第一次世界大戦中の悲恋
顔の中の赤い月
平塚らいてうの生き方
柳原白蓮の短歌 ―平和への思い
メディアの役割とは?
生き始める言葉
地下鉄の駅で
比喩とイメージ ―まど・みちおさんの詩から
八木重吉の「祈り」の詩
『世界がもし100人の村だったら―お金篇』
ハリー・ポッター ―愛のしるし