PO165号特集 現代の「荒地」
- 著者
- POの会/編
- サイズ
- A5判
- 頁
- 152ページ
- ISBN
- 978-4-86000-364-7 C0495
- 発行日
- 2017/05/20
- 本体価格
- 800円
特集 現代の「荒地」
嶋岡 晨 一言
村田辰夫 現在の『荒地』について
一色真理 世界像としての〈荒地〉と〈花園〉─鮎川信夫と最果タヒ
山田兼士 「荒地」の現在 『北川透現代詩論集成1』を読む
太田充広 現代の荒地―平林敏彦との出会いから
原 圭治 時代の新しい分岐点に私たちは いる
―ボブ・ディランの「こたえは風に舞っている」
今井 豊 言葉が暴走するとき
寺沢京子 「現代の荒地」を考える―『世界がもし100人の村だったら―お金篇』
佐藤勝太 遊んでいる荒地
西田 純 自分の中の「荒地」から
原 和子 ガレキの底から
梶谷忠大 荒地同人「Xへの献辞」と現在
尾崎まこと ナマコの女
*詩作品* <詩作品のみHP上で公開しています。こちらからどうぞ!>
以倉紘平 鱒の影
北川朱実 神島
木村孝夫 カーナビ
吉田定一 待ち人
斉藤明典 朝の峡谷をゆく
佐古祐二 産土に吹く風
高丸もと子 昇る/花冷え
ハラキン 共生/亜実在/断片
藤谷恵一郎 回し車/震災―白い道
根本昌幸 日月
田島廣子 田んぼ
加納由将 分岐点
原 和子 遠い日の二人/梅雨のボサノバ
水崎野里子 葉っぱのお手紙/薔薇色の人生―La vie en rose/雲
葉陶紅子 男と女Un homme et une femme/仮面舞踏会Masquerade Ball
清沢桂太郎 空についての覚書
晴 静 木造駅舎の夏
秋野光子 胸の内/混ざってる
青山 麗 塔
神田好能 実りの秋か
梶谷忠大 小詩篇「花屑」その10
丸山 榮 稀勢の里 あっぱれ
下前幸一 いつのまにか雨が
山本なおこ 夕暮れ
瑞木よう 桜の空
もりたひらく TICK TICK TICK
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扉詩 牛島富美二・・・みちのく五月の唄
ピロティ 中田豊一・・・「貧困」ということばの罠に落ちた援助屋の物語
舞台・演劇・シアター 河内厚郎・・・演劇空間として再生した西宮北口
ギャラリー探訪 下前幸一・・・『原爆の図』丸木美術館
エンジョイ! シネマ 佐古祐二・・・映画「君の名は。」
一編の小説 今井 豊・・・三島由紀夫の『金閣寺』
一冊の詩集 もりたひらく・・・高塚かず子詩集『生きる水』
マイ・フェイバリット・ミュージック
田村照視・・・ダンスと音楽
エッセイ 神田好能・・・あいゆう日記 ~2016年12月23日
この詩大好き 梶谷忠大・・・『サンチョ・パンサの帰郷』の詩人・石原吉郎の詩
PHOTO POEM 左子真由美・・・花
世界の詩人たち(9) 水崎野里子・・・アメリカ南部の女流詩人 マリー・C・パラッツォロ
エッセイ 水崎野里子・・・わたしの旅・わたしの愛(7)
大阪からカリフォルニアへ―アメリカ南部詩人との出会いと再会
竹林館ブックス 志田静枝詩集『夢のあとさき』
斉藤明典・・・志田静枝さんの花園
詩誌寸感 藤谷恵一郎・・・「うつろい」から「さきわい」へ、そして阻むもの