歪んだ時計斉藤明典詩集
- 著者
- 斉藤明典
- サイズ
- 四六変型判
- 頁
- 122ページ
- 製本
- ハードカバー
- ISBN
- 978-4-86000-353-1 C0092
- 発行日
- 2017/01/20
- 本体価格
- 1,500円
ダリ展を また観に行った
ぼくの好きな歪んだ時計
柔らかい時計が炸裂すると
すべてが歪んでぼくに到達する
―――「ゆがめているのは誰?」より
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前詩集『逆巻き時計』から13年、待望の新詩集。
「三日月に昇っていった猫」「拝啓 首相どの」「子どもの日が過ぎて」など46篇。
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意味の衣服
人間は 衣服というより
意味を着ている と言ったのは
ロラン・バルトだった
詩人の言葉の重ね着は
意味となって
人を温めるだろうか