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あした空の機嫌がよかったら 柏原充侍詩集

著者
柏原充侍
サイズ
A5判
118ページ
製本
ハードカバー
ISBN
978-4-86000-322-7 C0092
発行日
2015/11/20
本体価格
2,000円

個数  

Mitsuji Kashihara

 

こころは

見えない風

詩人・柏原さんが世界に

言葉の花を蒔くとき

美しい風が見える。

 

(尾崎まこと)

 

 

    言葉は

    どこから詩になるのだろうか

    あなたのために。

    詩は

    いつから祈りになるのだろうか

    わたしのために。

 

       ****************************

 

     在りし日の夏

 

 

      幼い頃よく見てた幸福な夢

      僕にとっての幸福な夢

 

      それは在りし日の夏

      夏休みの特権だった

      神様のことをいつも胸に抱いて

      そう―そうなんだ

      悪い事はしたくはない

 

      何もかもが輝いていた

      すべてから恵まれ

      いつくしみ合い 愛し合い

      そうです それが人なのです

      あなたから教わった

      かけがえのない少年時代

 

      それは大人になっても決して

      そう―決して色あせない

      現在の僕自身の人生を照らしています