あした空の機嫌がよかったら 柏原充侍詩集
- 著者
- 柏原充侍
- サイズ
- A5判
- 頁
- 118ページ
- 製本
- ハードカバー
- ISBN
- 978-4-86000-322-7 C0092
- 発行日
- 2015/11/20
- 本体価格
- 2,000円
Mitsuji Kashihara
こころは
見えない風
詩人・柏原さんが世界に
言葉の花を蒔くとき
美しい風が見える。
(尾崎まこと)
言葉は
どこから詩になるのだろうか
あなたのために。
詩は
いつから祈りになるのだろうか
わたしのために。
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在りし日の夏
幼い頃よく見てた幸福な夢
僕にとっての幸福な夢
それは在りし日の夏
夏休みの特権だった
神様のことをいつも胸に抱いて
そう―そうなんだ
悪い事はしたくはない
何もかもが輝いていた
すべてから恵まれ
いつくしみ合い 愛し合い
そうです それが人なのです
あなたから教わった
かけがえのない少年時代
それは大人になっても決して
そう―決して色あせない
現在の僕自身の人生を照らしています