【絶版】ゆかりの文学者との別れ―八十歳の日記
- 著者
- 外村文象
- サイズ
- A5判
- 頁
- 270ページ
- 製本
- ソフトカバー
- ISBN
- 978-4-86000-319-7 C0095
- 発行日
- 2015/09/26
- 本体価格
- 1,500円
【 完売しました 】
あの詩人の素顔が見える!
人間味あふれる文学交遊録
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琵琶湖の近くで育った外村文象は伝説的な商人の里で、
ふと文学の路を見つけた。以後、来し方を振り返り、
ゆかりの先人の生き方、知己との交遊、海外への旅行
などを淡々として語る。
その姿には長年の体験と見識がうかがえ、現代を真摯
に生きる人びとに深い感銘をあたえるにちがいない。
有馬 敲
―Contents―
Ⅰ
「靑空」の仲間 ―梶井基次郎・中谷孝雄・外村繁
三好達治五十回忌と偲ぶ会
宮沢賢治童話の魅力
大野新の肖像
狷介の詩人 中村光行
千葉龍さんとの出会いと別れ
大井康暢さんを偲ぶ
川崎彰彦の青春哀歌
野村順一さんを偲ぶ
伊藤桂一氏の講演を聞いて
有馬敲論 ―年譜をなぞりながら
有馬敲の国際交流
長浜の詩人 武田豊
大野新のことなど
韓国詩人交流の旅
近江詩人会のころ
日中交流写生会紀行
旅の中での詩想
冬の旅
クロアチアとスロベニアの旅
愛を信じて生きた太田靜子
私の詩作の道程 ―本流を外れて
Ⅱ
ゆかりの文学者との別れ ―八十歳の日記
新しい年を迎えて
春から夏へ
今年の夏は大荒れ
枯れ葉が舞い散る
一月往ぬ 二月逃げる 三月去る
待てば海路の日和あり
私の詩作の足跡