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最新日本現代詩集

著者
有馬 敲編著/ジャック・ラローズ訳
サイズ
A5
120ページ
ISBN
978-4-86000-100-1 C0092
発行日
2005/12/14
本体価格
1,800円

個数  

収録詩人〉
   杉山平一・御庄博実・茨木のり子・辻井 喬
   大岡 信・白石かずこ・谷川俊太郎・有馬 敲
   原子 修・石川逸子・芝 憲子・堀内統義
   左子真由美・佐古祐二・古賀博文
~『海潮音』から百年、今極東からの返し波として~

上記15名の詩人の方々が参加されています。それぞれの代表作が日本語とフランス語と両方で読めるものです。翻訳者は京都大学や関西日仏学館で教鞭をとられているジャック・ラローズ氏。氏は1972年より京都在住、開高健、中上健次、野坂昭如、町田康など日本現代文学の翻訳を多数手がけておられ、開高健の『夏の闇』において、野間文芸翻訳賞を受賞しておられます。他に手塚治虫などの漫画もたくさん翻訳され、フランスで読まれています。

「最新日本現代詩集」と題したこのアンソロジーには、人生、がん、ヒロシマ、戦争、孤独、存在、愛、苦痛、内省、美、友情、教訓、軍事基地、反戦、文明批評、回想、夢、願い、言葉、病、死、などのさまざまな主題を、現代の日本に生きる詩人たちがそれぞれの技法や方法で言葉を紡ぎ、新しい芸術を創造しようとしている。
                  有馬 敲「あとがき」より