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生誕250年 津坂東陽の生涯

著者
津坂治男
サイズ
四六
160ページ
製本
ソフトカバー
ISBN
978-4-86000-134-6 C0023
発行日
2007/10/01
本体価格
2,000円

個数  

閉塞の時代にこそ、志を――

250年前に生まれた一人の若者を
巻き込んだ詩と儒の嵐

伊勢国四日市平尾に生まれ、苦難を乗り越え、不遇に耐えながら、学問と改革を問い続けた男。津藩初代督学津坂東陽の瞠目の業績と、『杜律詳解』などに秘められた時代と生と成就のすがたをあざやかに検証。


津坂東陽は、250年前、宝暦7(1757)年、現在の四日市市平尾に生まれ、京に学んだ後、津藤堂藩の儒者となって杜甫など中国古典や漢詩の研究を進めながら藩校有造館の設立に力を尽くした学者ですが、また自ら詩人でもありました。不遇に耐えて、なおめげずに学問と改革を問い続けた苦難の生涯は、今を生きる人々にもきっとたくさんの勇気を与えることでしょう。
研究者の方のみならず、一般の読者の方にもぜひ読んで頂きたい一冊です。


過去の人物を研究する場合、その時代の社会状況・その人物をとりまく環境・交友関係を含む周囲の人間・人物の性格・生き方等多方面にわたらなければならない。著述・研究書を読む必要があるのはいうまでもない。津坂治男氏のこの著作は多方面なゆきとどいた配慮がなされている秀れた人物研究書である。それを可能にしているのが、東陽の子孫である津坂氏が、長年にわたって資料収集を行ない、東陽の著作を読んで来られたことにある。
           今鷹 眞氏「跋」より